いただきます

提供: wikipokpok
2006年4月25日 (火) 00:04時点における住職 (トーク | 投稿記録)による版

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数年前、NHKの『おかあさんといっしょに』を子供と一緒に見ていたときのことでした。

出演者と子供がご飯を食べる場面で「いただきます」と言うとき、「どうして言うのか分からないけど"いただきます"って言うんだよ」というセリフがありました。

それを聞いて私はとても残念でした。

「ご飯を食べるときは"いただきます"と言って、食べ物に感謝して食べるんだよ」となぜ教えられないのか(>_<)

「いただきます」は感謝の気持ちです。

私たちは野菜や動物の命をいただいて食事をしています。その命に対する感謝の気持ちが「いただきます」です。

食卓に上がった食べ物には、自然の恵みや命、生産する人や運ぶ人の苦労、調理する人の愛情など無数の縁が詰まっています。それに対する感謝の気持ちが「いただきます」なのです。

自分を反省し、好き嫌いをせず、欲張らず、感謝の気持ちを持って食事をしなければいけません。

ちゃんと手を合わせて「いただきます」と言っていますか?そしてご飯を食べるときは感謝して食べることを子ども達に教えてあげてください。