アメリカ人参禅者
提供: wikipokpok
「どうして仏教信者になったのですか?」
先日アメリカからやってきた9人の参禅者のうちの1人が次のように答えました。
「私は敬虔なキリスト教信者の母親にキリストを信じないと地獄へ堕ちると言われて育てられた。18歳で日本に留学したとき、日本人はキリストを信仰していなかったけれど、だれも地獄へ堕ちてはいなかった。それどころか、家に仏壇を祭りみんな幸せそうだった。それで仏教に興味を持った。キリストは自分とは別のところにあるが、仏教は自分の中に仏様がある。キリスト教では自分がどんなに頑張ってもキリストにはなれないが、仏教では正しい行いをすればみんなが仏様だ。そこが素晴らしいと思った。」
彼らは一ヶ月の参禅を終え無事帰国しました。