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差分)
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永六輔さんの大往生に、
「死にたいように死なせてあげたい。ホスピスの医者としてはそう考えるのですがね。こういう死に方をしたいというイメージのない人ばかりなんです。生き方ばかりじゃ最後に役にたたないんですけどね。」
とあります。
みなさんは、自分の死に方を考えたことがありますか。
西行法師は、
「願わくは花のもとにて春死なむ そのきさらぎの望月のころ」
と詠み、そのイメージどおり旧歴2月15日、お釈迦様の命日と同じ日に、桜の花の下で最後を迎えられました。
お釈迦様と同じように死にたいという願いが叶った瞬間です。