百点満点の自分

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法話

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日本代表がW杯に初出場したときのアジア最終予選、1997年11月1日、負けると後のない韓国戦に2ー0で完勝し、一気に息を吹き返した。

「私の迷いが消えたら、不思議なほど選手も変わった」と、岡田監督はその時を振り返っている。

このとき監督、選手の心には何が起こったのか。

臨済宗妙心寺派管長、春見文勝(かすみぶんしょう)さんは、

「だれでも自分の中に百点満点の自分がある。劣等感はねたみ・うらみを生む。おおらかに生きよ」

と言われています。

「自分の中の百点満点の自分」を信じたとき、岡田監督や選手から迷いが消えた。

私も、「自分の中の百点満点の自分」を信じてに生きていきたい。