「六つの方向を拝みます。」の版間の差分
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教えを受けたシンガーラは、そのすばらしさに感動し、生涯お釈迦様に帰依することを誓い、信仰の生活に入ったのです。 | 教えを受けたシンガーラは、そのすばらしさに感動し、生涯お釈迦様に帰依することを誓い、信仰の生活に入ったのです。 | ||
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2006年4月27日 (木) 23:54時点における最新版
一つ、東の方向。東は父母の方向です。
二つ、南の方向。南は先生です。
三つ、西の方向。西は妻あるいは夫です。
四つ、北の方向。北は友達です。
五つ、下の方向。下は部下です。
六つ、上の方向。上は僧侶の方向です。
東は親孝行を念じて拝みます。
南は先生から謹んで学ぶことを念じて拝みます。
西は妻あるいは夫を尊敬し、権威を与えることを念じて拝みます。
北は友達に、施しを与え、慈愛の言葉をかけ、他人のためになることを行い、他人と協力することを念じて拝みます。
下は部下や後輩の面倒を見ることを念じて拝みます。
上は僧侶に、親切な行い、親切な言葉、親切な考えを誓って拝みます。
東を拝んで父母を思い、
南を拝んで先生を尊敬し、
西を拝んで妻、夫を尊重し、
北を拝んで友達を大切にし、
下を拝んで部下を思い、
上を拝んで僧侶に誓いを立てるのです。
この六つの方向を拝むことで、家を護り良家の主となることができるのです。
お釈迦様はラジギールに滞在中、シンガーラという青年に出会い、六つの方向の拝み方をお説きになられました。
教えを受けたシンガーラは、そのすばらしさに感動し、生涯お釈迦様に帰依することを誓い、信仰の生活に入ったのです。